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俳句の一覧です。
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作者
与謝蕪村
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高浜虚子
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季節
春
三春
初春
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夏
三夏
初夏
仲夏
晩夏
秋
三秋
初秋
仲秋
晩秋
冬
三冬
初冬
仲冬
晩冬
分類
時候
天文
地理
生活
行事
動物
植物
キーワード
件数
100
俳句
作者
季語
季節
分類
年
溝蕎麦は 水の際より 咲きそめし
高浜年尾
竜安寺 池半分の 菱紅葉
高浜年尾
かけて見せ 外しても見せ 芋水車
高浜虚子
へつらふが 如き夜学の 教師かな
高浜虚子
もの置けば そこに生まれぬ 秋の蔭
高浜虚子
われの星 燃えてをるなり 星月夜
高浜虚子
一枚の 紅葉且つ散る 静かさよ
高浜虚子
中州にも 柳の家や 秋の川
高浜虚子
山畑の 粟の稔りの 早きかな
高浜虚子
彼一語我一語秋深みかも
高浜虚子
明け放つ 障子の蔭や 芙蓉咲く
高浜虚子
木曽川の 今こそ光れ 渡り鳥
高浜虚子
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
高浜虚子
爛々と 昼の星見え 菌生え
高浜虚子
目さむれば 貴船の芒 生けてありぬ
高浜虚子
秋灯や 夫婦互に 無き如く
高浜虚子
秋空を 二つに断てり 椎大樹
高浜虚子
秋蝉も 泣き蓑虫も 泣くのみぞ
高浜虚子
紅葉見や 尼も小縁に かしこまり
高浜虚子
荒れもせで 二百十日の お百姓
高浜虚子
蓑虫の 父よと鳴きて 母もなし
高浜虚子
この人の 聞いてをりしは 鉦叩
高野素十
づかづかと 来て踊子に ささやける
高野素十
また一人 遠くの芦を 刈りはじむ
高野素十
やや寒く 松茸飯の 折詰も
高野素十
仲秋の 太玉串を 奉る
高野素十
笛の音の 美しかりし 無月かな
高野素十
美しき 蟹あり酒を 温むる
高野素十
菊の香や 灯もるる 観世音
高野素十
鴨渡る 明らかにまた 明らかに
高野素十
月か花か問へど四睡が鼾哉
松尾芭蕉
月華の是やまことのあるじ達
松尾芭蕉
朝夜さを誰がまつしまぞ片心
松尾芭蕉
天神の戰を習ふ將棊かな
正岡子規
北上の空に必死の冬の蝶
阿部みどり女
冬の蝶
冬
,
三冬
動物
大空の一枚白く凍てにけり
阿部みどり女
春水を押しくぼまして風が吹く
阿部みどり女
春の水
春
,
三春
地理
秋の日や姉妹異なる髪の影
阿部みどり女
秋の日
秋
,
三秋
天文
紫苑ゆらす風青空になかりけり
阿部みどり女
紫苑
秋
,
仲秋
植物
臘梅と幾度も答へ淋しき日
阿部みどり女
臘梅
冬
,
晩冬
植物
雑用の中に梅酒を作りけり
阿部みどり女
弾初や爪びきながら老の膝
阿部みどり女
袂覆うて女しのび泣くはじめ哉
阿部みどり女
灰に落ちし涙見られし泣初め
阿部みどり女
顔伏せて春着たゝめる髷太し
阿部みどり女
幌に降る雪明るけれ二の替
阿部みどり女
二の替
誰か早ポムプ使ひし初明り
阿部みどり女
初詣
行事
母としてねぎごと多し初詣
阿部みどり女
初芝居
生活
幌の中に見る小鏡や初芝居
阿部みどり女
教へ子のみな上手なる手毬哉
阿部みどり女
手毬
生活
つくばひの氷の上や初明り
阿部みどり女
弾初や流儀ことなる姉妹
阿部みどり女
大原の時雨るゝとあり初だより
阿部みどり女
河岸の風初荷の旗に吹き募る
阿部みどり女
うたはれし名妓老けたり二の替
阿部みどり女
二の替
門前にこの松ありて初鴉
阿部みどり女
お愛想の遣羽子遂に面白し
阿部みどり女
遣羽子
弾初や声つぶれをる老師匠
阿部みどり女
裁板の切山椒の落葉籠
阿部みどり女
よき衣衿もと寒し松の内
阿部みどり女
初鶏にこたふる鶏も遠からぬ
阿部みどり女
注連はるや神も仏も一つ棚
阿部みどり女
抜衣紋して薄着なる初島田
阿部みどり女
名作の鏡獅子人形去年今年
阿部みどり女
やすらかな天上に屠蘇酌み給へ
阿部みどり女
屠蘇
生活
玄関に風の訪れ寝正月
阿部みどり女
初燈虚子恒友師南無阿弥陀
阿部みどり女
障子撫でる風の時折二日かな
阿部みどり女
松の内足の痛みになまけ蟲
阿部みどり女
左義長の最後の花火か眠りけり
阿部みどり女
餅花や命となりし遺影なる
阿部みどり女
餅花
生活
餅花や静かなる夜を重ねつつ
阿部みどり女
餅花
生活
餅花や障子に旧の十日月
阿部みどり女
餅花
生活
足の痛み時には忘れ福壽草
阿部みどり女
福壽草悲喜の話の中に咲く
阿部みどり女
初鴉いつもの山より常の声
阿部みどり女
金の辨こぞりて開く福壽草
阿部みどり女
帯締めて貰ひしかたさ女正月
阿部みどり女
引抜けば土塊躍る野蒜かな
阿部みどり女
夫病みて椿の庭やみだれたり
阿部みどり女
椿
春
,
三春
植物
春山の或は椿の谷間かな
阿部みどり女
つぎつぎと張板かへす桃日和
阿部みどり女
桟橋や傘すれ合うて春の雨
阿部みどり女
春の雨
春
,
三春
天文
友去りぬ春夜の床の白椿
阿部みどり女
白椿
裁板に居らぬ妻は子を抱いて梅の日に
阿部みどり女
手拭の春雪払うてあがりけり
阿部みどり女
雛しまへばぽつぽつ雨や桜餅
阿部みどり女
桜餅
春
,
晩春
生活
春海や波またぎまたぎ潮汲める
阿部みどり女
肩こりぬ花の床几に静まれば
阿部みどり女
ざらざらと櫛にありけり花ぼこり
阿部みどり女
花
春
,
晩春
植物
手拭風に再び解けて新茶摘む
阿部みどり女
膝つけばしめり居る草土筆摘む
阿部みどり女
土筆
春
,
仲春
植物
影消える松の曇りや土筆摘む
阿部みどり女
土筆
春
,
仲春
植物
足袋裏に東風の埃や茶屋廊下
阿部みどり女
東風
春
,
三春
天文
花戻り眠き頬押して芝居見る
阿部みどり女
酔ふ人を花の俥へ総がかり
阿部みどり女
田楽や雨に砂利舟通ひ居る
阿部みどり女
人下ろして廻す舳や花曇
阿部みどり女
花曇
春
,
晩春
天文
干傘のひつくりかへる落花かな
阿部みどり女
落花
春
,
晩春
植物
春夜の子起しておけばいつまでも
阿部みどり女
春夜
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