毒水入らざる世話を水馬 水鳥や枯木の中に駕二挺 暗い池のほとりにたたずむと、水鳥の音がかすかに聞こえてくる。はるか西の京あたりに目を向けると、提灯の明かりが動いており、それも遠くかすかである。 作者: 与謝蕪村季節: 冬季語: 水鳥