御射山祭

長野県諏訪大社の祭礼である。昔は陰暦の七月二十六日から三日間行われたが、今は八月の第四土、日に行われる。御射山は固有な山ではなく神聖な山というほどの意味で、上社と下社ではその場所が異なる。それぞれの御射山には、萱で囲った小屋(穂屋)が作られ、神官が五穀豊穣、天下泰平を願ってそこに籠る。鰻や泥鰌を放生して、二歳の初厄の子どもの厄除けを祈願したりする。

季節: 
分類: