俳句一覧

俳句の一覧です。

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俳句 作者 季語 季節 分類 年
春水の盥に満ちて鯉の肩 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
春水の盥に鯉のげんぎょうかな 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
盥浅く鯉の背見ゆる春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
頭並ぶ盥の鯉や春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
鯉の吐く泡や盥の春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
鯉の尾の動く盥や春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
鯉の背に春水そゝぐ盥かな 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
鯉はねて浅き盥や春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
鯉多く狭き盥や春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1901
低過ぎし牡丹の傘や春の雨 正岡子規 春の雨 春, 三春 天文 1901
苔を包む紙のしめりや春の雨 正岡子規 春の雨 春, 三春 天文 1901
君を待つ蛤鍋や春の雪 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
春の雪霏々として又降つて来る 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
春雪を侵して僧の下山かな 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
白魚取る舟の篝や春の雪 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
花早き梅をあはれむ春の雪 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
酒薄き車力の嘆や春の雪 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
顔包む騎馬の士官や春の雪 正岡子規 春の雪 春, 三春 天文 1901
写生して病間なり春一日 正岡子規 1901
春の日や七部巡りの第二番 正岡子規 1901
春の日や千代紙の鶴藁の虎 正岡子規 1901
春の日や牧師と僧を庵の客 正岡子規 1901
春の日や病床にして絵の稽古 正岡子規 1901
春の日や素人細工の鉋屑 正岡子規 1901
爺は釣婆は念仏の春日かな 正岡子規 1901
何も書かぬ赤短冊や春浅し 正岡子規 春浅し 春, 初春 時候 1901
春深く腐りし蜜柑好みけり 正岡子規 春深し 春, 晩春 時候 1901
鶴下りて田螺を捜す春田かな 正岡子規 春田 春, 三春 地理 1901
提灯を返せ返せと時鳥 正岡子規 時鳥 夏, 三夏 動物 1901
イモウトノ歸リ遲サヨ五日月 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 1901
裸体画ノ鏡ニ映ル朝ノ秋 正岡子規 1901
干瓢ノ肌ヘウツクシ朝寒ミ 正岡子規 朝寒 秋, 晩秋 時候 1901
朝寒ヤ鼻血オサヘシ旅ノ人 正岡子規 朝寒 秋, 晩秋 時候 1901
痩骨ヲサスル朝寒夜寒カナ 正岡子規 朝寒 秋, 晩秋 時候 1901
朝顔ノシボマヌ秋トナリニケリ 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1901
朝顔ヤ九月ノ花ニ耻多キ 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1901
朝顔ヤ繪ニカクウチニ萎レケリ 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1901
朝顔ヤ繪ノ具ニジンデ繪ヲ成サズ 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1901
蕣ノ一輪ザシニ萎レケリ 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1901
あづま屋に巻煙草ふく木の芽かな 正岡子規 木の芽 春, 三春 植物 1901
すたれたる昔御園の木の芽かな 正岡子規 木の芽 春, 三春 植物 1901
たらの芽や結城のたより聞えざる 正岡子規 木の芽 春, 三春 植物 1901
木の芽ふく十坪の庭を散歩かな 正岡子規 木の芽 春, 三春 植物 1901
汽車過ぎて煙のかゝる木の芽かな 正岡子規 木の芽 春, 三春 植物 1901
木蓮の蕾少き若木かな 正岡子規 木蓮 春, 仲春 植物 1901
木蓮や読書の窓の外側に 正岡子規 木蓮 春, 仲春 植物 1901
錢金を湯水に使ふ松の内 正岡子規 松の内 時候 1901
松蕈ヤ思ヒ出デタル古人ノ句 正岡子規 松茸 秋, 晩秋 植物 1901
松蟲ヤ露ニ濡レタル絹團扇 正岡子規 松虫 秋, 初秋 動物 1901
美しき籃の林檎や贈り物 正岡子規 林檎 秋, 晩秋 植物 1901
學校に行カズ枝豆賣ル子カナ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ノカラ棄テニ出ル月夜カナ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ノツマメバハヂク仕掛カナ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ノ月ヨリ先ニ老イニケリ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ヤ三寸飛ンデ口ニ入ル 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ヤ俳句ノ才子曹子建 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ヤ月ハ絲瓜ノ棚ニ在リ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ヤ病ノ牀ノ晝永シ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
枝豆ヤ盆ニ載セタル枝ナガラ 正岡子規 枝豆 秋, 三秋 生活 1901
柿くふも今年ばかりと思ひけり 正岡子規 柿 秋, 晩秋 植物 1901
浮いて居る小便桶や柿の花 正岡子規 柿の花 夏, 仲夏 植物 1901
主病ム絲瓜ノ宿ヤ栗ノ飯 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 1901
栗飯ノ四椀ト書キシ日記カナ 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 1901
栗飯ヤ病人ナガラ大食ヒ 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 1901
栗飯ヤ絲瓜ノ花ノ黄ナルアリ 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 1901
眞心ノ虫喰ヒ栗ヲモラヒケリ 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 1901
眞心の蟲喰ひ栗をもらひたり 正岡子規 栗 秋, 晩秋 植物 1901
三年にして六尺の桃の花 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1901
故郷に桃咲く家や知らぬ人 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1901
飯くはす小店もなくて桃の村 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1901
名ある寺の桜に多き石碑かな 正岡子規 桜 春, 晩春 植物 1901
徳川の桜残りて哀れなり 正岡子規 桜 春, 晩春 植物 1901
園の梅散るや火の無き煙草盆 正岡子規 1901
吾ヲ見舞フ長十郎ガ誠カナ 正岡子規 梨 秋, 三秋 植物 1901
石ノ卷ノ長十郎ガ見舞カナ 正岡子規 梨 秋, 三秋 植物 1901
吾も亦愛す吾廬や棕櫚の花 正岡子規 棕櫚の花 夏, 初夏 植物 1901
村落に洋館ありて棕櫚の花 正岡子規 棕櫚の花 夏, 初夏 植物 1901
棕櫚の花梯子とゞかぬ高さかな 正岡子規 棕櫚の花 夏, 初夏 植物 1901
蜘のいの高き梢や棕櫚の花 正岡子規 棕櫚の花 夏, 初夏 植物 1901
ひねくり者ありふくべ屋椿とぞ呼べる 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1901
公園の林の中に椿かな 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1901
日本の椿を愛す異人かな 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1901
珍品は凡花に如かぬ椿かな 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1901
花の名を葉に書きつくる椿かな 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1901
殘る蚊や飄々として飛んで來る 正岡子規 残る蚊 1901
病人ニ八十五度ノ殘暑カナ 正岡子規 残暑 秋, 初秋 時候 1901
神鳴ノ鳴レトモ秋ノ暑サカナ 正岡子規 残暑 秋, 初秋 時候 1901
紫茉莉の花に殘暑の日影かな 正岡子規 残暑 秋, 初秋 時候 1901
水飯や京なつかしき京の水 正岡子規 水飯 夏, 晩夏 生活 1901
水飯を君にすゝむる旅路かな 正岡子規 水飯 夏, 晩夏 生活 1901
人に迫る沈丁の香や手水鉢 正岡子規 沈丁花 春, 三春 植物 1901
沈丁や麦や大根やつかみさし 正岡子規 沈丁花 春, 三春 植物 1901
ツクヽヽボーシツクヽヽボーシバカリナリ 正岡子規 法師蝉 秋, 初秋 動物 1901
ツクヽヽボーシ明日無キヤウニ鳴キニケリ 正岡子規 法師蝉 秋, 初秋 動物 1901
ツクヽヽボーシ雨ノ日和ノキラヒナシ 正岡子規 法師蝉 秋, 初秋 動物 1901
夕飯ヤツクヽヽボーシヤカマシキ 正岡子規 法師蝉 秋, 初秋 動物 1901
家ヲ遶リテツクヽヽボーシ樫林 正岡子規 法師蝉 秋, 初秋 動物 1901
鮎のをらぬ上総の国や鰌汁 正岡子規 泥鰌汁 1901
手料理の大きなる皿や洗ひ鯉 正岡子規 洗膾 夏, 三夏 生活 1901
引受の月次の会や炉の名残 正岡子規 炉塞 春, 晩春 生活 1901

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