俳句一覧

俳句の一覧です。

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俳句 作者 季語 季節 分類
出る月よことに男松のいさみ声 小林一茶 , 三秋 天文
そり引や犬が上荷乗て行 小林一茶 雪車
露草や 飯噴くまでの 門歩き 杉田久女
月ぞしるべこなたへ入らせ旅の宿 松尾芭蕉
吹消したやうに日暮る花野哉 小林一茶 , 晩春 植物
白露もこぼさぬ萩のうねり哉 松尾芭蕉
一本の梅でもちたる即茶屋哉 小林一茶 , 初春 植物
福の神ゑめため露が玉になる 小林一茶 , 三秋 天文
遠山の花の明りやうしろ窓 小林一茶 , 晩春 植物
蒼海の浪酒臭し今日の月 松尾芭蕉
名月や四十七年後し秋 小林一茶 名月 , 仲秋 天文
草の戸も夜はもの?し年忘 小林一茶
鳥の音に咲うともせず梅の花 小林一茶 , 初春 植物
旅人のむぐり入けり雲の峰 小林一茶 雲の峰 , 三夏 天文
秋寂びし 苔踏ませじと 門をとづ 水原秋桜子
昼顔はもやうにからむかゞし哉 小林一茶 案山子 , 三秋 生活
日本を鵜呑顔して巨燵哉 小林一茶 炬燵 , 三冬 生活
二人見し雪は今年も降りけるか 松尾芭蕉
穂芒にさゝれたうちがはつ茸ぞ 小林一茶
立な雁住ばどつこも秋の暮 小林一茶 秋の暮 , 三秋 時候
鴨渡る 明らかにまた 明らかに 高野素十
雪の富士 高し地上の ものならず 山口誓子
旧里や臍の緒に泣く年の暮 松尾芭蕉
行灯を虫のまはるや青あらし 小林一茶 青嵐 , 三夏 天文
是でこそ御時鳥松の月 小林一茶 時鳥 , 三夏 動物
爪先のくらい内より雲雀かな 小林一茶 雲雀 , 三春 動物
こおろぎは霜夜の声を自慢哉 小林一茶 , 三冬 天文
行な蛍都の空はやかましき 小林一茶 , 仲夏 動物
雪を待つ上戸の顔や稲光 松尾芭蕉
赤へ花頬ばつて鳴きりぎりす 小林一茶 きりぎりす , 初秋 動物
寒にも馴て歩くや信濃山 小林一茶
霜がれや庇の上の茶天道 小林一茶
つぎつぎと張板かへす桃日和 阿部みどり女
武蔵野の 櫟もみぢは 冬も濃し 高浜年尾
御朝時に角かくしせよ蝸牛 小林一茶 蝸牛 , 三夏 動物
きのふ寝し嵯峨山見ゆる春雨 小林一茶 春雨 , 三春 天文
ぬかるみの道の狭さよ雛の市 阿部みどり女
南方の 赤き団扇を 使はれよ 山口青邨
赤い花こゝら?と今ごろは 小林一茶
雨風に木の芽一刻も休まざる 阿部みどり女 木の芽 , 三春 植物
五月雨も瀬踏み尋ねぬ見馴河 松尾芭蕉
春ぞとてしぶ ? に咲く椿哉 小林一茶 椿 , 三春 植物
秋の雨こぼれ安さよ片山家 小林一茶 秋の雨 , 三秋 天文
ゆく春や逡巡として遅ざくら 与謝蕪村
ばらに降る雨とぎれけり起きて見る 阿部みどり女
時鳥正月は梅の花咲けり 松尾芭蕉
朝の蝉 富士のくれなゐ 褪せゆけり 水原秋桜子
猫塚正月させるごまめ哉 小林一茶 正月 時候
山吹や出湯のけぶり馴れて咲 小林一茶 山吹 , 晩春 植物
梟がのりつけおほん ? 哉 小林一茶 秋日和 , 三秋 天文
山焼をはやし立てや鳴蛙 小林一茶 , 三春 動物
わか竹の一癖なきはなかりけり 小林一茶 若竹 , 仲夏 植物
海の風アーチのばらにことごとく 阿部みどり女
傘にべたりと付し桜哉 小林一茶 , 晩春 植物
時鳥鰹を染めにけりけらし 松尾芭蕉
桑の葉の 照るに堪へゆく 帰省かな 水原秋桜子
山吹や蠣むく人に起さるゝ 小林一茶 山吹 , 晩春 植物
秋日和糊つけほゝん?哉 小林一茶 秋日和 , 三秋 天文
御地蔵の膝にすはつてなく蛙 小林一茶 , 三春 動物
引連れて苗代かくや子もち馬 小林一茶 苗代田
わか竹や枕の上も夜の雨 小林一茶 若竹 , 仲夏 植物
大椎の中よりいでし梅雨の蝶 阿部みどり女
先生なくなりてはたゞの桜哉 小林一茶 , 晩春 植物
篠の露袴に掛けし茂り哉 松尾芭蕉
初富士の 鳥居ともなる 夫婦岩 山口誓子
寝草臥喰くたびれの暑哉 小林一茶 暑し , 三夏 時候
晩秋や梯子の足に柿の籠 阿部みどり女
草原のごと海の展けし秋の夢 阿部みどり女
南無阿弥陀おりもこそあれお霜月 小林一茶
足もとに鳥のたちけりはるの山 小林一茶 春の山 , 三春 地理
わらんべの 鐘つき逃ぐる 春深く 山口青邨
厄病神蠅も負はして流しけり 小林一茶 , 三夏 動物
秋の蝶谷深ければ高うとぶ 阿部みどり女
ただ一つ白きつゝじの返り花 阿部みどり女 返り花
君や蝶我や荘子が夢心 松尾芭蕉
へちまづる切て支舞ば他人哉 小林一茶 糸瓜 , 三秋 植物
笹の家はむまく寝入りぬ行々子 小林一茶 行々子
仲見世に来て大年の月を得し 阿部みどり女
本堂の長雨だれを夏の月 小林一茶 夏の月 , 三夏 天文
梅が香に昔の一字あはれなり 松尾芭蕉
畠々や蚊やりはそよぐ虫の鳴 小林一茶 蚊遣
つゝじから出てつゝじへ清水哉 小林一茶 清水 , 三夏 地理
冬の蜂落ちてはのぼる玻璃の影 阿部みどり女
蒟蒻の刺身もすこし梅の花 松尾芭蕉
おれがふく笛と合すや鹿の声 小林一茶 鹿 , 三秋 動物
冬ごもりいか物喰を習かな 小林一茶
臑たけの麻帷も祭り哉 小林一茶 帷子 , 晩夏 生活
門畑や米の字なりの雪解水 小林一茶 雪解 , 仲春 地理
坂かけて 夕日美し 竹の春 中村汀女
命こそ芋種よまた今日の月 松尾芭蕉
秋もまだ蚊のさわぐ夜はたのみ哉 小林一茶 秋の夜 , 三秋 時候
この松の実生えせし代や神の秋 松尾芭蕉
木を切りて本口見るや今日の月 松尾芭蕉
さをしかのおとした角を枕哉 小林一茶 鹿の角落つ
かげがねのさてもさびしやちる木葉 小林一茶 木の葉 , 三冬 植物
人並に鳩も雀も汐干かな 小林一茶 汐干
散花ニ目をむき出す閻魔哉 小林一茶 , 晩春 植物
秋十年却って江戸を指す故郷 松尾芭蕉
蝸牛そろ ? 登れ富士の山 小林一茶 浅草富士詣
御年始の返事をするや二階から 小林一茶 年始

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