俳句 | wareki | year | 作者 |
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初汐やつなぐ處に迷ふ舟 | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
初雁や餘所の冷みの添て來る | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
名月の出るやゆらめく花薄 | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
夕立や一かたまりの雲の下 | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
はん鐘の音する夜の寒さかな | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
ちる花にもつるゝ鳥の翼かな | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
散る花のうしろに動く風見哉 | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
散る花の行くへも見たし苔の下 | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
春雨や柳の糸もまじるらん | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |
木の枝に頭陀かけてそこに昼寝哉 | 明治20 | 1887 | 正岡子規 |