俳句 | wareki | year | 作者 |
---|---|---|---|
涼しさのかたまりはこのこほり哉 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
薄き葉の中に朱味や桜餅 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
火を取りて命取らるる火取虫 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
不二こえたくたびれ顔や隅田の雁 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
こき行きて霧にものるや渡し舟 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
和かな風を生みけり青簾 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
淺草の鐘より出たる夜風哉 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
捲き上る簾の下や待乳山 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
誰やらの思ひものあり涼み舟 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |
水泳き鷺もからすとかはり行 | 明治21 | 1888 | 正岡子規 |