俳句 | wareki | year | 作者 |
---|---|---|---|
掛茶屋の灰はつめたしきりきりす | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
錦繍に身を包みたる熱哉 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
からぐろの黒からず茄子の濃紫 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
松の木の闇にかけこむ猫の恋 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
猿曳も猿も見とれて傀儡師 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
袖なくてうき洋服の踊り哉 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
ゆゝしさや九輪咲いたるけふの菊 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
海原や思ひきつたる月の色 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
百日紅九十九日はなくも哉 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
月出んとして鳴り立つる海の音 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |