俳句 | wareki | year | 作者 |
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腐り居る暑中見舞の卵かな | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
接木する片手に蜂を拂ひけり | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
善き妻の春の社に詣でけり | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
休暇盡きて二百十日の船出かな | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
鷹鳩と化す藤房は容れられず | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
雜煮くふて第一號をいはひけり | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
橋際に藤棚のある茶店哉 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
草市の蓮にたまる埃かな | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
菊の句を殘して去りぬ把栗居士 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
色さめし秋海棠や秋の雨 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |