俳句 | wareki | year | 作者 |
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安房へ來て鰯をくはぬ脚氣哉 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
雁なくや巖に白き夜の波 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
山吹の散りそめて皆散にけり | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
柿店の前を過行く夜寒哉 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
ちりかゝる松の落葉や夏羽織 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
人力をあぜによけたる野菊かな | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
古池に蛙とびこむ俳画哉 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
西洋の田舍に似たり葡萄園 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
物の芽の中に桔梗の芽出し哉 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |
紙ににじむ秋海棠の繪の具哉 | 明治32 | 1899 | 正岡子規 |