秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
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秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
俳句 | 作者 | 季節 | 分類 | 和暦 | 西暦 |
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晦日に月出ば君を忘れんか | 小林一茶 | 秋 | 寛政4 | 1792 | |
松島や三ツ四ツほめて月を又 | 小林一茶 | 秋 | 寛政4 | 1792 | |
船頭よ小便無用波の月 | 小林一茶 | 秋 | 寛政4 | 1792 | |
其感勢卅日の月も招くべし | 小林一茶 | 秋 | 寛政4 | 1792 | |
灯を消すや障子の裾に及ぶ月 | 阿部みどり女 | 秋 | |||
雲の中の明るさうれし月を待つ | 阿部みどり女 | 秋 | |||
暗がりを出て来し人や月の道 | 阿部みどり女 | 秋 | |||
山の子の持てる燈や月の道 | 阿部みどり女 | 秋 | |||
人追うて庭に出づれば月のよし | 阿部みどり女 | 秋 | |||
月天心貧しき町を通りけり | 与謝蕪村 | 秋 |