秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
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秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
俳句 | 作者 | 季節 | 分類 | 和暦 | 西暦 |
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戸をさして月にもそぶく住居哉 | 小林一茶 | 秋 | 享和3 | 1803 | |
投られし角力も交る月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 享和3 | 1803 | |
汗くさき兜にかゝる月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 享和3 | 1803 | |
西向て小便もせぬ月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 享和3 | 1803 | |
大あれのけもなき月の御山哉 | 小林一茶 | 秋 | 享和2 | 1802 | |
出る月のかたは古郷の入江哉 | 小林一茶 | 秋 | 寛政 | ||
月と吾中に古郷の海と山 | 小林一茶 | 秋 | 寛政 | ||
月や昔蟹と成ても何代目 | 小林一茶 | 秋 | 寛政 | ||
横町に蚤のござ打つ月夜哉 | 小林一茶 | 秋 | 寛政10 | 1798 | |
河縁の冷汁すへて月夜哉 | 小林一茶 | 秋 | 寛政10 | 1798 |