秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
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秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
俳句 | 作者 | 季節 | 分類 | 和暦 | 西暦 |
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煤くさき畳も月の夜也けり | 小林一茶 | 秋 | 文化3 | 1806 | |
かつしかや月さす家は下水端 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
かばかりの藪も毎ばん月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
むさしのに住居合せて秋の月 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
むさしのや犬のこふ家も月さして | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
山の月親綱引子はおがむ | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
常不断通る榎も月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
御月様いくつ昔の神の松 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
月かげや須磨の座頭の窓に入 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 | |
月影の皆さゝずとも角田川 | 小林一茶 | 秋 | 文化2 | 1805 |