秋の蝉

立秋を過ぎて鳴く蝉のこと。盂蘭盆の頃の蝉の鳴き声にはまだまだ力強いものがある。夕方になると、油蝉などに混じってかなかなやつくつく法師も鳴き始める。秋も深まるにつれて蝉の声も弱弱しくなり、いつの間にか鳴き声もとだえてしまう。

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季語秋の蝉の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
仰のけに寝て鳴にけり秋の蝉 小林一茶 秋 文化13 1816
有たけの力出してや秋の蝉 小林一茶 秋 文化11 1814
秋の蝉ころびおちては又鳴ぬ 小林一茶 秋 文化11 1814
秋蝉つく?寒し?とな 小林一茶 秋 文化10 1813
秋の蝉しはがれ色はなかりけり 小林一茶 秋 文化10 1813

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