秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
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秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
俳句 | 作者 | 季節 | 分類 | 和暦 | 西暦 |
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気をもむな爰をさいても山の月 | 小林一茶 | 秋 | 文政5 | 1822 | |
生娘が遠歩きする月夜哉 | 小林一茶 | 秋 | 文政5 | 1822 | |
みちのくや角銭山の秋の月 | 小林一茶 | 秋 | 文政4 | 1821 | |
深川や蠣がら山の秋の月 | 小林一茶 | 秋 | 文政4 | 1821 | |
許々多久の罪も消へべし秋の月 | 小林一茶 | 秋 | 文政3 | 1820 | |
さらしなや姨の打たる小田の月 | 小林一茶 | 秋 | 文政1 | 1818 | |
すつぽんと月と並ぶや角田川 | 小林一茶 | 秋 | 文政1 | 1818 | |
姨捨ぬ前はどこから秋の月 | 小林一茶 | 秋 | 文政1 | 1818 | |
姥捨た奴も一つの月夜哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化14 | 1817 | |
山の月理屈の抜し御顔哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化14 | 1817 |