秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
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秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。
俳句 | 作者 | 季節 | 分類 | 和暦 | 西暦 |
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夕月やいかさま庵は姥が雨 | 小林一茶 | 秋 | 文化5 | 1808 | |
我上も青みな月の月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化5 | 1808 | |
湯けぶりにふすぼりもせぬ月の顔 | 小林一茶 | 秋 | 文化5 | 1808 | |
たまに来し古郷も月のなかりけり | 小林一茶 | 秋 | 文化4 | 1807 | |
たまに来た古郷の月は曇りけり | 小林一茶 | 秋 | 文化4 | 1807 | |
たま?の古郷の月も涙哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化4 | 1807 | |
思ひなくて古郷の月を見度哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化4 | 1807 | |
月さしてちいさき藪も祭り也 | 小林一茶 | 秋 | 文化4 | 1807 | |
是程の月にかまはぬ小家哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化3 | 1806 | |
気に入らぬ家も三とせの月よ哉 | 小林一茶 | 秋 | 文化3 | 1806 |