藺はイグサ科イグサ属の多年草で、全国の湿地帯などに自生する。草丈は七十センチから一メートルくらい。六月から九月にかけて、茎の先端に花穂をつけ黄緑色の小花を咲かせる。夏に刈り取って乾燥させ、畳表などに利用する。別名の燈心草は、茎の髄を燈心代わりにして灯をともしたことによる。

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季語藺の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
てつぺんに露乗せおくは藺哉 小林一茶 文政6 1823
真直に蓮の中の太藺哉 小林一茶 文政5 1822