嵯峨の柱炬

三月十五日、涅盤会行事の一つとして、京都嵯峨清凉寺で行われる火祭。夜八時頃から、高さ七メートル余の大松明三基が燃やされ、火柱となって夜空を焦がす。釈迦を荼毘に伏した様を表わすと伝える。三本の松明の火勢で農作物の豊凶を占う。

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