夏断

夏安居(四月十六日から九十日間)の期間中、出家は酒肉を断ち、深く精進する。在家信者も経文を読み、仏花をたやさぬよう心を配る。この期間は、先祖の供養の巧徳が大きいとされ、寺へ供物を届ける。みな、祖先の精霊、有縁無縁の供養菩提のためである。

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季語夏断の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
肴多き海辺の里に夏断哉 正岡子規 明治32 1899
痩せるだけ痩せよと思ふ夏断哉 正岡子規 明治26 1893