俳句 | wareki | year | 作者 |
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朝寒の背中吹かるゝ野風哉 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
夕暮に朝顔の葉のならびけり | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
まり投げて見たき広場や春の草 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
治頭社の杜にきてなけ子規 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
あると見た色は空なり不二の雪 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
稻妻にうち消されけり三日の月 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
かいた字も影の様なり朧月 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
木の枝に荷物ハかけて昼寝哉 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
月高し窓より下に近江富士 | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |
龍宮も女さわぎで波がたち | 明治23 | 1890 | 正岡子規 |