与謝蕪村

よみ: 
よさのぶそん

江戸中期の俳人・画家。摂津の人。本姓は谷口、後に改姓。別号、宰鳥・夜半亭・謝寅など。幼時から絵画に長じ、文人画で大成するかたわら、早野巴人(ハジン)に俳諧を学び、正風(シヨウフウ)の中興を唱え、感性的・浪漫的俳風を生み出し、芭蕉と並称される。著「新花つみ」「たまも集」など。俳文・俳句は後に「蕪村句集」「蕪村翁文集」に収められた。(1716~1783)