蚯蚓鳴く

季語の世界では、春に亀が鳴き、秋には蚯蚓が鳴く。実際、亀も蚯蚓も鳴いたりはしない。その声が聞こえるように思うのが俳諧の趣であろう。秋の夜のしんとした野道。確かに土の中から蚯蚓の声が聞こえてくる。

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季語蚯蚓鳴くの俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
夕闇に蚯蚓鳴きけり流元 正岡子規 明治27 1894
蚯蚓鳴けば蓑虫もなく夕哉 正岡子規 明治25 1892

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