蚕豆

お多福の形をした薄緑の大きな豆。「そら豆はまことに青き味したり」(細見綾子)の句のとおり、初夏の訪れを感じさせる食べ物の一つ。莢が空に向かってつくためこの名がある。また、莢の形が蚕に似ていることから蚕豆という字をあてることもある。茹でたり、莢ごと焼いたりして食べる。

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季語蚕豆の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
蚕豆も豌豆も咲くや庭畠 正岡子規 明治33 1900