春袋

平安以降のしきたり。初春に女児が縫う袋のこと。袋いっぱいに幸せを詰めたいという願いがこめられている。「巾着財布の類を祝ふて縫ふことなり」『季寄新題集』とあるので、用途は財布であったと思われる。

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