女王禄

正月八日、紫宸殿において皇族の女子に禄を賜る儀式。律令制で女王とは、天皇の二世ら五世の女子をいうが、禄を賜る女王は二百六十二人を定めとしていた。禄は絹二疋、綿六屯。女王禄と書くが、ただ「おうろく」と読むことを口伝とした。

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