俳句 | wareki | year | 作者 |
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陽炎や南無とかいたる笠の上 | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
送火や烟朦朧として佛達 | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
聞きなれぬ鳥やきこりのなまり聲 | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
落葉かく子に茸の名を尋けり | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
風たけを秋と思へはましらかな | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
さる程に秋とはなりぬ風の音 | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
何と見たぬしの心ぞあきのくれ | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
旅寐九年故郷の月ぞあり難き | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
甘からず酸からず酸醤の實や秋の味 | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |
よく見ればたつた一羽の雲雀哉 | 明治24 | 1891 | 正岡子規 |