俳句 | wareki | year | 作者 |
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居風呂に紅葉はねこむ筧哉 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
稻つまや一筋白き棉ばたけ | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
七年の秋を達磨に尋ねはや | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
吸殻の水に音ある涼み哉 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
一夜さは物も思ふて秋近し | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
不知火や闇の三十日の底明り | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
油絵の遠目にくもる五月かな | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
籔陰を誰がよそ行くや燈籠哉 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
のびきつた余りをたれて百合の花 | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |
五月雨やけふも上野を見てくらす | 明治25 | 1892 | 正岡子規 |