甘茶

潅仏会に甘茶を用いるのは釈尊誕生のさい、八大竜王が歓喜して甘露の雨を降らせお釈迦様を湯浴みさせたとの故事によるもの。もともとは香湯をそそいだ。植物の甘茶は落葉低木で花は額アジサイに似てをり、甘茶はこの葉を乾燥して煎じる。明治の頃までは各寺で参詣の人々に甘茶を盛んにふるまった。

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季語[current-page:title]の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
里寺の仏小き甘茶哉 正岡子規 明治31 1898