秋風俄にぞつとしたりけり 秋風に長逗留の此世哉 夏の夜を彩った蛍も、秋風が吹くころになると飛ぶ力もない。風に追われてよろよろ逃げるように歩く姿は、何とも哀れでならない。 作者: 小林一茶季節: 秋季語: 秋風和暦: 文化10西暦: 1813出典: 七番日記