麻

アサ科の一年草、大麻の別称。夏には二メートル程の茎に、深い切れ込みのある葉をつけ繁茂する。晩夏に刈り取り、茎の皮は蒸して繊維を取り乾燥させて麻糸にする。皮を剥いだ後の茎は苧殻といい、盆の迎え火、送り火に使う。

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季語麻の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
日の入りや麻刈るあとの通り雨 正岡子規 夏 明治28 1895
麻刈りて屏風に淋し山の影 正岡子規 夏 明治28 1895
刈麻やどの小娘の恋衣 正岡子規 夏 明治28 1895
このあたり人素直也麻の畑 正岡子規 夏 明治26 1893
麻一本つんと延たる茨哉 小林一茶 夏 享和3 1803

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