初虹

虹だけだと夏の季語だが、初虹となると春初めて立つ虹のこと。七十二候の清明のころに「虹初めてあらわる」の一候があり、それと対応する。太陽の光が弱いころの虹であり、淡くはかない感じがある。

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季語[current-page:title]の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
初虹や大内山をすぢかひに 正岡子規 春 明治27 1894
うすうすと初虹うつる外山哉 正岡子規 春 明治26 1893
初虹の初雪よりも消えやすき 正岡子規 春 明治26 1893
初虹や下に横たふ東山 正岡子規 春 明治26 1893
初虹や初雪よりも消易き 正岡子規 春 明治26 1893
初虹や梅の花まだ白許り 正岡子規 春 明治25 1892
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