熊野連歌始

陰暦正月二日、和歌山県の熊野権現本宮の拝殿で社家と地下人によって百韻連歌が興行された。社家の祖先が宿直した夜に「この山のあるしは花の梢かな」の発句を神託で得て、その脇句を社家がつくったと伝えられる。

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