じゅずだまの小道盡きたり曼珠沙華 大あれのけもなき月の御山哉 夜半の月が中空に輝いている。その月の光を浴びながら、貧しい家々の立ち並ぶ町を通ると、どの家からも灯りは洩れず、ひっそりと寝静まっている。 作者: 与謝蕪村季節: 秋季語: 月