季御読経

宮中において二月、八月の二季に定例をもって行われた仏事。毎回四日間、大般若経の転読があり、威儀師が儀式作法の指揮にあたった。三日目に引茶という茶を僧に賜った。聖武天皇の天平年間に初めて行われたものという。

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