名月や膝枕の子があらば 姥捨た罪も亡んけふの月 今夜は名月だ。死んだあの子が生きていて、膳に這い寄ってくるようであったなら、さぞかし楽しい夜だっただろうに。 作者: 小林一茶季節: 秋季語: 名月和暦: 文政2西暦: 1819出典: 八番日記