写生説

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しゃせいせつ

正岡子規の説いた短歌および俳句における方法論。洋画の理論に学んだもので、対象をありのままに写しとることを主張。子規の没後、短歌では伊藤左千夫・長塚節・島木赤彦・斎藤茂吉ら、俳句では河東碧梧桐・高浜虚子らによって、それぞれ理論的な追求が行われ、また、散文への適応として、写生文の試みもあった。