俳句一覧

俳句の一覧です。

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俳句 作者 季語 季節 分類
來て見れば取氣に成や辻角力 正岡子規 相撲 , 初秋 生活 1888
鉾をひく牛もいたわるまつり哉 正岡子規 , 三夏 行事 1888
海原や何の苦もなく上る月 正岡子規 月の出 1888
鴎飛ひぬありやなしやと見る迄に 正岡子規 1888
團栗に添ふて落けりかせの音 正岡子規 団栗 , 晩秋 植物 1888
見ればたゞ水の色なる小鮎哉 正岡子規 小鮎 1888
狼の聲も聞こゆる夜寒かな 正岡子規 夜寒 , 晩秋 時候 1888
霧わけてこくも力か渡守 正岡子規 , 三秋 天文 1888
松風に甘酒わかす出茶屋かな 正岡子規 甘酒 , 三夏 生活 1888
ふいと来て見しうれしさや蓮の花 正岡子規 蓮の花 1888
土地の名に思ひ出しけり人の顔 正岡子規 1888
そよそよと風の吹けり青簾 正岡子規 青簾 , 三夏 生活 1888
身の罪を水に流すか流燈會 正岡子規 燈籠流 , 初秋 行事 1888
破れ扇小町かはてを見付たり 正岡子規 1888
淺草の鐘の配りし夜風哉 正岡子規 1888
雪見にと聞て涼しき夕かな 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
佐保姫とともに笑ふや山の景 正岡子規 佐保姫 , 三春 天文 1888
鉾をひく牛をいたわるまつり哉 正岡子規 , 三夏 行事 1888
年とつた木もたちかへる若葉哉 正岡子規 若葉 , 初夏 植物 1888
新米や何はともあれいたゝきて 正岡子規 新米 , 晩秋 生活 1888
くらがりの天地にひゞく花火哉 正岡子規 花火 , 初秋 生活 1888
鴎飛やありやなしやと見る迄に 正岡子規 1888
霧わけてこくも力や渡守 正岡子規 , 三秋 天文 1888
松風の甘酒を吹く出茶屋哉 正岡子規 甘酒 , 三夏 生活 1888
ふいと来て見るもうれしや蓮の花 正岡子規 蓮の花 1888
絲萩の露こぼしけり青蛙 正岡子規 , 初秋 植物 1888
土地の名に思ひ出しけり友の顔 正岡子規 1888
和かな風を生みけり青簾 正岡子規 青簾 , 三夏 生活 1888
鵜のかゝりならてうれしゝ流燈會 正岡子規 燈籠流 , 初秋 行事 1888
淺草の鐘より出たる夜風哉 正岡子規 1888
雪見にと読て涼しき夕かな 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
友は皆寄てなれしかはしら鮓 正岡子規 , 三夏 生活 1888
年ふるき木もたちかえる若葉哉 正岡子規 若葉 , 初夏 植物 1888
新米や先ツいたゝきて詠め見る 正岡子規 新米 , 晩秋 生活 1888
人の身は咲てすく散る花火哉 正岡子規 花火 , 初秋 生活 1888
黒かねの橋の目にたつ白帆かな 正岡子規 1888
よき風を膝にまとめし団扇哉 正岡子規 団扇 , 三夏 生活 1888
霧を出て又きりに入る小ふね哉 正岡子規 , 三秋 天文 1888
白梅やゆきかと見れば薫る枝 正岡子規 , 初春 植物 1888
振袖をしぼりて洗ふ硯哉 正岡子規 硯洗 , 初秋 生活 1888
萩ちるや檐に掛けたる青燈籠 正岡子規 , 初秋 植物 1888
塵なくて心も水もすみた河 正岡子規 1888
待乳山ひらりと見えぬ青簾 正岡子規 青簾 , 三夏 生活 1888
鵜のかゝりならてうれしや流燈會 正岡子規 燈籠流 , 初秋 行事 1888
こゝからも風は来るかやかけ扇 正岡子規 , 三夏 生活 1888
葉にまきて出すまこゝろや桜餅 正岡子規 桜餅 , 晩春 生活 1888
夏川の音をすゝみの闇夜哉 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 1888
夜すゝみやひるのあつさの埋合せ 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 1888
渡りゆけは世ハ邯鄲の枕かな 正岡子規 1888
青々と障子にうつるはせを哉 正岡子規 芭蕉 , 初秋 植物 1888
いつの間に舟やそろひけん霧の下 正岡子規 , 三秋 天文 1888
花さかぬ木に春来る若葉かな 正岡子規 若葉 , 初夏 植物 1888
新米や天つちの和をこめた出來 正岡子規 新米 , 晩秋 生活 1888
星はおち月はくたくる花火哉 正岡子規 花火 , 初秋 生活 1888
黒かねの橋や目にたつ白帆かな 正岡子規 1888
川風はあしの葉に來てそよきたつ 正岡子規 1888
風吹や霧の中なる帆かけ舟 正岡子規 , 三秋 天文 1888
一ひらの花にあつまる目高哉 正岡子規 , 晩春 植物 1888
ありあまる風を分けたし町の家 正岡子規 1888
塵ハなし心も水もすみた河 正岡子規 1888
梅雨晴やところところに蟻の道 正岡子規 梅雨晴 , 仲夏 天文 1888
ここからも風や吹くらんかけ扇 正岡子規 , 三夏 生活 1888
薄き葉の中に朱味や桜餅 正岡子規 桜餅 , 晩春 生活 1888
帆の風をわけてもらふや夏座敷 正岡子規 夏座敷 , 三夏 生活 1888
夜すゝみやひるのあつさをとりかへす 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 1888
渡りゆけは世は邯鄲や枕はし 正岡子規 1888
野のみとり搗込にけり草の餅 正岡子規 草餅 , 仲春 生活 1888
短夜や話しのこりて夜の明る 正岡子規 短夜 , 三夏 時候 1888
いつの間に舟やそろひけん霧晴れて 正岡子規 , 三秋 天文 1888
星はきへ月はくたくる花火哉 正岡子規 花火 , 初秋 生活 1888
川風はあしの葉に來てそよきたつけり 正岡子規 1888
花を折る人ははいるなよしの山 正岡子規 , 晩春 植物 1888
こきやめて舟から友の呼にけり 正岡子規 1888
添竹の折れて地にふす瓜の花 正岡子規 瓜の花 , 初夏 植物 1888
寝ころんてゐれは小舟の通りけり 正岡子規 1888
帆の風を半分もらふて夏座敷 正岡子規 夏座敷 , 三夏 生活 1888
風寒し人のきほひにさく桜 正岡子規 , 晩春 植物 1887
胡蝶飛ぶ簾のうちの人もなし 正岡子規 胡蝶 1887
散る花のうしろに動く風見哉 正岡子規 1887
花の雲かゝりにけりな人の山 正岡子規 花の雲 1887
けさりんと体のしまりや秋の立つ 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 1887
鶯や木魚にまじる寛永寺 正岡子規 , 三春 動物 1887
風寒し人の陽気にさく桜 正岡子規 , 晩春 植物 1887
散る花の行くへも見たし苔の下 正岡子規 1887
木の枝に頭陀かけてそこに昼寝哉 正岡子規 昼寝 , 三夏 生活 1887
鶯や木魚にまじる寺の春 正岡子規 , 三春 動物 1887
読む本を其まゝ顔に昼寝哉 正岡子規 昼寝 , 三夏 生活 1887
落花樹にかへれど人の行へ哉 正岡子規 落花 , 晩春 植物 1887
それそれに名のつく菊の芽生哉 正岡子規 菊の芽 1887
宵闇や薄に月のいづる音 正岡子規 1887
草刈の木陰にはいるあつさ哉 正岡子規 1887
初汐やつなぐ處に迷ふ舟 正岡子規 初潮 , 仲秋 地理 1887
甘干にしたし浮世の人心 正岡子規 , 晩秋 植物 1887
名月の出るやゆらめく花薄 正岡子規 名月 , 仲秋 天文 1887
むら鳥のさわぐ処や初桜 正岡子規 初桜 , 仲春 植物 1887
虫の音の上に床しく伏家哉 正岡子規 虫の声 1887
甘干の枝村かけてつゞきけり 正岡子規 , 晩秋 植物 1887
傘なくもぬれながら見る初桜 正岡子規 初桜 , 仲春 植物 1887
ふく風をすなほにうけし柳哉 正岡子規 , 晩春 植物 1887
蟲の音をふみわけて行く小道哉 正岡子規 虫の声 1887

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