俳句一覧

俳句の一覧です。

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俳句 作者 季語 季節 分類
冨士の雪見なからくふや夏氷 正岡子規 夏氷 1888
帆をあけてきまれはやむや舟のゆれ 正岡子規 1888
隅田人となりてことしは納涼哉 正岡子規 納涼 , 晩夏 生活 1888
麦わらも冬は木の葉を護りけり 正岡子規 麦藁 , 初夏 生活 1888
船歌や梦に聞つゝ閨の中 正岡子規 1888
ひゝやりとすきまの風や秋のたつ 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 1888
おとなしく風篩ひこむ簾かな 正岡子規 , 三夏 生活 1888
捲き上る簾の下や待乳山 正岡子規 , 三夏 生活 1888
朝霧の晴れかゝりけり塔のさき 正岡子規 , 三秋 天文 1888
湯上りやつい涼風に寝せらるゝ 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 1888
隅田の秋都へはこふおきな哉 正岡子規 , 三秋 時候 1888
いつきても風孕むなり絽の羽織 正岡子規 夏羽織 , 三夏 生活 1888
此處はかり夕日の殘る紅葉哉 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1888
満潮や寝る水鳥の床かはる 正岡子規 水鳥の巣 , 三夏 動物 1888
白露のおきあまりてはこぼれけり 正岡子規 , 三秋 天文 1888
絶えずしも稻妻うつる水涼し 正岡子規 稲妻 , 三秋 天文 1888
世の塵を水に流して向島 正岡子規 1888
夕立や不尽ははつきり見えなから 正岡子規 夕立 , 三夏 天文 1888
火を取りて命取らるる火取虫 正岡子規 火取虫 , 三夏 動物 1888
夏氷かむにあそこに不二の雪 正岡子規 夏氷 1888
桃酒やためしめでたき西王母 正岡子規 1888
帆をあけてしまへはやみぬ舟のゆれ 正岡子規 1888
川水の音のすゝしき闇夜哉 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
あけの月辷りこんたりまつち山 正岡子規 有明 1888
麦わらも千年の松のまもり哉 正岡子規 麦藁 , 初夏 生活 1888
船歌を梦に聞けり閨の中 正岡子規 1888
秋たつや雨晴れて出る月の冴 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 1888
簾捲く指図の下けり待乳山 正岡子規 , 三夏 生活 1888
朝霧の晴れぬ塔より見えそめて 正岡子規 , 三秋 天文 1888
湯上りや涼風吹て眠うなる 正岡子規 涼風 , 晩夏 天文 1888
舟てくる友もありけり篷の露 正岡子規 , 三秋 天文 1888
雨なくて稻妻うつる水涼し 正岡子規 稲妻 , 三秋 天文 1888
世の塵を水に流すや向島 正岡子規 1888
夕立や今戸わたりて三囲へ 正岡子規 夕立 , 三夏 天文 1888
晴天やおきぬうちから蝉の声 正岡子規 , 晩夏 動物 1888
火を取りて命取られぬ火取虫 正岡子規 火取虫 , 三夏 動物 1888
木のあわひあわひに見ゆる舟三艘 正岡子規 1888
木のあわひあわひに涼し帆かけ舟 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
山の端に輕うのせけりあけの月 正岡子規 有明 1888
古沼や泥の中より春の水 正岡子規 春の水 , 三春 地理 1888
こゝか風出処なれや夏木立 正岡子規 夏木立 , 三夏 植物 1888
水泳き鷺もからすとかはり行 正岡子規 泳ぎ , 晩夏 生活 1888
船歌を梦に聞つゝ閨の中 正岡子規 1888
秋たつや雨晴れに出る月の冴 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 1888
朝顔の垣根に鷄の遊びけり 正岡子規 朝顔 , 初秋 植物 1888
歌はかりきりにかくれぬ筏かな 正岡子規 , 三秋 天文 1888
仰き見る杜の梢より夜明哉 正岡子規 1888
夕立をほめてかけこむ雨やとり 正岡子規 夕立 , 三夏 天文 1888
舟一ツ通るやそよく水の草 正岡子規 1888
明家やところところに猫の恋 正岡子規 猫の恋 , 初春 動物 1888
晴天やふしてとく知る蝉の声 正岡子規 , 晩夏 動物 1888
火を取りて身も取られけり火取虫 正岡子規 火取虫 , 三夏 動物 1888
橋こせは世は邯鄲の枕かな 正岡子規 1888
涼しさのかたまりしこのこほり哉 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
涼風の出処なるや夏木立 正岡子規 夏木立 , 三夏 植物 1888
夏の夜やあの声はみなすゝみ舟 正岡子規 1888
親の顔見る日やいさむ駒のこゑ 正岡子規 1888
秋立つや納涼の舟も月見ふね 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 1888
朝顔やきのふなかりし花のいろ 正岡子規 朝顔 , 初秋 植物 1888
見る内に不盡のはれけり朝の霧 正岡子規 , 三秋 天文 1888
秋風のそよく處の尾花かな 正岡子規 1888
昼寝してゐれは小舟の通りけり 正岡子規 昼寝 , 三夏 生活 1888
仰き見る杜の梢より明にけり 正岡子規 1888
舟一ツ通れはそよぐ水の草 正岡子規 1888
目の覚めぬうちから聞や蝉の声 正岡子規 , 晩夏 動物 1888
灯取虫ころさぬためや火もおかす 正岡子規 火取虫 , 三夏 動物 1888
橋こせは世ハ邯鄲や枕はし 正岡子規 1888
涼しさのかたまりはこのこほり哉 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
夏の葉に春の匂ひやさくら餅 正岡子規 葉桜 , 初夏 植物 1888
夏の夜やきく声はみなすゝみ舟 正岡子規 1888
親の顔見る日や駒のいさみかな 正岡子規 1888
秋立つや納涼月見と化る舟 正岡子規 立秋 , 初秋 時候 1888
朝顔やきのふハしらぬ花のいろ 正岡子規 朝顔 , 初秋 植物 1888
見る内に不盡ははれけり朝の霧 正岡子規 , 三秋 天文 1888
秋風のそよく處や尾花かな 正岡子規 1888
昼寝して見れば小舟の通りけり 正岡子規 昼寝 , 三夏 生活 1888
仰き見る神の杜より夜明哉 正岡子規 1888
舟通る度にそよくや水の草 正岡子規 1888
夏の夜のあけ残りけり吾妻橋 正岡子規 夏の夜 , 三夏 時候 1888
灯取虫の羽はたきするやからす窓 正岡子規 火取虫 , 三夏 動物 1888
此の風を市に分けたし向島 正岡子規 1888
涼しさのこつぷこほるゝ氷かな 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
行く秋にしがみついたる木の葉哉 正岡子規 行く秋 , 晩秋 時候 1888
風吹けば三日の月あり夏柳 正岡子規 夏柳 , 三夏 植物 1888
月の出るまてはしつかやすゝみ舟 正岡子規 1888
すつと出て莟見ゆるや杜若 正岡子規 杜若 , 仲夏 植物 1888
言ハすして聞くも佛の悟りかな 正岡子規 1888
哀れにも來てころさるゝ秋の蚊の 正岡子規 秋の蚊 , 三秋 動物 1888
朝顔や日うらに殘る花一ツ 正岡子規 朝顔 , 初秋 植物 1888
霧にあけ煙にくるや墨田川 正岡子規 , 三秋 天文 1888
大空は夜半も霞むやおほろ月 正岡子規 朧月 , 三春 天文 1888
白き帆を見送りなから昼寝哉 正岡子規 昼寝 , 三夏 生活 1888
手てうけてやりたし荻のこほれ露 正岡子規 , 三秋 植物 1888
仰き見る神の杜より明にけり 正岡子規 1888
夏の夜ハ杜の梢より明にけり 正岡子規 夏の夜 , 三夏 時候 1888
灯取虫羽はたきするやからす窓 正岡子規 火取虫 , 三夏 動物 1888
浅草の塔に向ふもかくされす 正岡子規 1888
涼しさのこほるゝなつの氷かな 正岡子規 涼し , 三夏 時候 1888
山をぬく火の水にかつ熱さ哉 正岡子規 1888
雨の日ハ袷もほしや隅田の夏 正岡子規 , 初夏 生活 1888

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