俳句一覧

俳句の一覧です。

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俳句 作者 季語 季節 分類 年
茸狩や友呼ぶこゑも秋の風 正岡子規 茸狩 秋, 晩秋 生活 1889
白露や原一ぱいの星月夜 正岡子規 星月夜 秋, 三秋 天文 1889
邯鄲につかれ忘れる枕かな 正岡子規 虫の声 1889
蓮の葉にうまくのつたる蛙哉 正岡子規 蓮の葉 夏, 晩夏 植物 1889
元日や見直すふじの去年の雪 正岡子規 元日 時候 1889
松の木の影にあつまる子鯉かな 正岡子規 1889
波怒り風鳴き人はほゝ笑顔 正岡子規 1889
くたふれて立とまりたる椿哉 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1889
地についた様にはえたりぼけの花 正岡子規 木瓜の花 春, 晩春 植物 1889
一声は月かないたかほゝときす 正岡子規 時鳥 夏, 三夏 動物 1889
白砂のきらきらとする熱さ哉 正岡子規 暑 1889
木の緑したゝる奥の宮居哉 正岡子規 1889
月の出やまだ坂下は眞のやみ 正岡子規 月の出 1889
鴫も來ず鴉を下りず雀堂 正岡子規 鴫 秋, 三秋 動物 1889
振袖をしぼりて洗ふ硯哉 正岡子規 硯洗 秋, 初秋 生活 1888
萩ちるや檐に掛けたる青燈籠 正岡子規 萩 秋, 初秋 植物 1888
塵なくて心も水もすみた河 正岡子規 1888
待乳山ひらりと見えぬ青簾 正岡子規 青簾 夏, 三夏 生活 1888
鵜のかゝりならてうれしや流燈會 正岡子規 燈籠流 秋, 初秋 行事 1888
こゝからも風は来るかやかけ扇 正岡子規 扇 夏, 三夏 生活 1888
葉にまきて出すまこゝろや桜餅 正岡子規 桜餅 春, 晩春 生活 1888
夏川の音をすゝみの闇夜哉 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 1888
淺草の鐘より出たる夜風哉 正岡子規 1888
雪見にと読て涼しき夕かな 正岡子規 涼し 夏, 三夏 時候 1888
友は皆寄てなれしかはしら鮓 正岡子規 鮓 夏, 三夏 生活 1888
年ふるき木もたちかえる若葉哉 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 1888
新米や先ツいたゝきて詠め見る 正岡子規 新米 秋, 晩秋 生活 1888
人の身は咲てすく散る花火哉 正岡子規 花火 秋, 初秋 生活 1888
黒かねの橋の目にたつ白帆かな 正岡子規 1888
よき風を膝にまとめし団扇哉 正岡子規 団扇 夏, 三夏 生活 1888
霧を出て又きりに入る小ふね哉 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 1888
白梅やゆきかと見れば薫る枝 正岡子規 梅 春, 初春 植物 1888
ありあまる風を分けたし町の家 正岡子規 1888
塵ハなし心も水もすみた河 正岡子規 1888
梅雨晴やところところに蟻の道 正岡子規 梅雨晴 夏, 仲夏 天文 1888
ここからも風や吹くらんかけ扇 正岡子規 扇 夏, 三夏 生活 1888
薄き葉の中に朱味や桜餅 正岡子規 桜餅 春, 晩春 生活 1888
帆の風をわけてもらふや夏座敷 正岡子規 夏座敷 夏, 三夏 生活 1888
夜すゝみやひるのあつさの埋合せ 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 1888
渡りゆけは世ハ邯鄲の枕かな 正岡子規 1888
青々と障子にうつるはせを哉 正岡子規 芭蕉 秋, 初秋 植物 1888
いつの間に舟やそろひけん霧の下 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 1888
花さかぬ木に春来る若葉かな 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 1888
新米や天つちの和をこめた出來 正岡子規 新米 秋, 晩秋 生活 1888
星はおち月はくたくる花火哉 正岡子規 花火 秋, 初秋 生活 1888
黒かねの橋や目にたつ白帆かな 正岡子規 1888
川風はあしの葉に來てそよきたつ 正岡子規 1888
風吹や霧の中なる帆かけ舟 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 1888
一ひらの花にあつまる目高哉 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1888
花を折る人ははいるなよしの山 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1888
こきやめて舟から友の呼にけり 正岡子規 1888
添竹の折れて地にふす瓜の花 正岡子規 瓜の花 夏, 初夏 植物 1888
寝ころんてゐれは小舟の通りけり 正岡子規 1888
帆の風を半分もらふて夏座敷 正岡子規 夏座敷 夏, 三夏 生活 1888
夜すゝみやひるのあつさをとりかへす 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 1888
渡りゆけは世は邯鄲や枕はし 正岡子規 1888
野のみとり搗込にけり草の餅 正岡子規 草餅 春, 仲春 生活 1888
短夜や話しのこりて夜の明る 正岡子規 短夜 夏, 三夏 時候 1888
いつの間に舟やそろひけん霧晴れて 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 1888
星はきへ月はくたくる花火哉 正岡子規 花火 秋, 初秋 生活 1888
川風はあしの葉に來てそよきたつけり 正岡子規 1888
冨士の雪見なからくふや夏氷 正岡子規 夏氷 1888
射干は露知らぬ葉の姿哉 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 1888
隅田の花都へはこぶおきな哉 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1888
こゝこせは世は邯鄲の枕はし 正岡子規 1888
添竹は折れて地にふす瓜の花 正岡子規 瓜の花 夏, 初夏 植物 1888
我庵は月夜となりぬ火取虫 正岡子規 火取虫 夏, 三夏 動物 1888
寝ころんで見れば小舟の通りけり 正岡子規 1888
蚊をかたき風を身方のすゝみ哉 正岡子規 蚊 夏, 三夏 動物 1888
舟てくる友もありけり夏座敷 正岡子規 夏座敷 夏, 三夏 生活 1888
川水の音をすゝみの闇夜哉 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 1888
いつきても風を孕むか絽の羽織 正岡子規 夏羽織 夏, 三夏 生活 1888
盤梯の火の子の飛ふか星一つ 正岡子規 1888
短夜や話しの尽きて夜の明る 正岡子規 短夜 夏, 三夏 時候 1888
いつの間に舟やそろひし霧晴れて 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 1888
夕立やあれもかけこむ其角堂 正岡子規 夕立 夏, 三夏 天文 1888
夏氷かむにあそこに不二の雪 正岡子規 夏氷 1888
日あふきの露をも知らぬ風情かな 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 1888
なき魂の空におとろく花火哉 正岡子規 花火 秋, 初秋 生活 1888
つぐ酒のこほれぬ程や舟のゆれ 正岡子規 1888
あけの月辷りこんたりまつち山 正岡子規 有明 1888
夏の夜の月かすませる蚊遣哉 正岡子規 蚊遣 1888
添竹も折れて地に伏す瓜の花 正岡子規 瓜の花 夏, 初夏 植物 1888
下尽見ゆる座敷や朝の風薫る 正岡子規 薫風 1888
我庵を月夜にしたり火取虫 正岡子規 火取虫 夏, 三夏 動物 1888
川水の音に彳む闇夜哉 正岡子規 1888
舟てくる友もありけり川住居 正岡子規 納涼 夏, 晩夏 生活 1888
いつきても風孕むなり絽の羽織 正岡子規 夏羽織 夏, 三夏 生活 1888
船歌や梦に聞けり閨の中 正岡子規 1888
こき行きて霧にものるや渡し舟 正岡子規 霧 秋, 三秋 天文 1888
西日さす地藏の笠に蜻蛉哉 正岡子規 蜻蛉 秋, 三秋 動物 1888
夕立や不尽ははつきり見えなから 正岡子規 夕立 夏, 三夏 天文 1888
日あふきハ露をも知らぬ風情かな 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 1888
一すしの川をへたてゝ浮世哉 正岡子規 1888
山の端に輕うのせけりあけの月 正岡子規 有明 1888
古沼や泥の中より春の水 正岡子規 春の水 春, 三春 地理 1888
夏の夜の月くもらせる蚊遣哉 正岡子規 蚊遣 1888
鹿聞て出あるく人も歸りけり 正岡子規 鹿 秋, 三秋 動物 1888
こゝか風出処なれや夏木立 正岡子規 夏木立 夏, 三夏 植物 1888
月の夜を教てくれた火取虫 正岡子規 火取虫 夏, 三夏 動物 1888

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