俳句一覧

俳句の一覧です。

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俳句 作者 季語 季節 分類
つき当るまで一息に乙鳥 正岡子規 , 仲春 動物 1889
蜻蛉や花なき枝を飛めぐり 正岡子規 蜻蛉 , 三秋 動物 1889
秋や寂さびや秋知る雨一日 正岡子規 1889
麦と菜の花の中から白帆哉 正岡子規 菜の花 , 晩春 植物 1889
我庭に一本さきしすみれ哉 正岡子規 , 三春 植物 1889
公園の梅か香くはる風のむき 正岡子規 梅が香 1889
くたひれをおさめてしまう枕哉 正岡子規 1889
見渡せははては霞の浦の春 正岡子規 , 三春 天文 1889
ふむまいそ小道にすみれつくつくし 正岡子規 土筆 , 仲春 植物 1889
山の花下より見れば花の山 正岡子規 , 晩春 植物 1889
風知らぬ梅もありけり片田舎 正岡子規 , 初春 植物 1889
雲よりも一段上やつくは山 正岡子規 1889
春水の四沢にみつる常陸哉 正岡子規 春の水 , 三春 地理 1889
霞みながら春雨ふるや湖の上 正岡子規 春の雨 , 三春 天文 1889
五月雨や神経病の直りぎは 正岡子規 五月雨 , 仲夏 天文 1889
馬士帰る焼野の月の薄寒き 正岡子規 焼野 , 初春 地理 1889
燕の飛ぶや町家の蔵がまへ 正岡子規 , 仲春 動物 1889
麦と菜の花の間を白帆哉 正岡子規 菜の花 , 晩春 植物 1889
これもまた花の一ツや春の霜 正岡子規 春の霜 , 三春 時候 1889
梅か香を共にすひこむたはこ哉 正岡子規 梅が香 1889
さし汐に鴎鳴くなり岸の上 正岡子規 1889
鶯になしみのつきし小庭哉 正岡子規 , 三春 動物 1889
雪ながら霞もたつや不二の山 正岡子規 , 三春 天文 1889
昨日見た花は跡なし夜の風 正岡子規 , 晩春 植物 1889
燕や間違へさうな家の向き 正岡子規 , 仲春 動物 1889
二日路は筑波にそふて日ぞ長き 正岡子規 日永 , 三春 時候 1889
梅の記ハ昔の香にも匂ひけり 正岡子規 梅が香 1889
三日路をとんて歸るや火の車 正岡子規 1889
夕立の下かけぬけし美濃路哉 正岡子規 夕立 , 三夏 天文 1889
鶯の声になまりはなかりけり 正岡子規 , 三春 動物 1889
こかくれて薄き夕日の紅葉哉 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
雪の不尽その外は花の芳野山 正岡子規 , 晩春 植物 1889
太箸を持ちあましたる子供哉 正岡子規 太箸 生活 1889
きえ残る星のなきけり揚雲雀 正岡子規 揚雲雀 1889
残らめや花は散るともかはかりは 正岡子規 梅が香 1889
世の中の世の中見せる芝居かな 正岡子規 1889
夕立の雲いそがしやどこの雨 正岡子規 夕立 , 三夏 天文 1889
鶯の声はなまらぬ田舎哉 正岡子規 , 三春 動物 1889
一もとの紅葉も見えず松縄手 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
夜や更けぬかすかに露の落つる音 正岡子規 , 三秋 天文 1889
鳥なくや独りたゝすむ花の奥 正岡子規 , 晩春 植物 1889
晴天やこゝもかしこも揚雲雀 正岡子規 揚雲雀 1889
春の日は湖一はいに霞哉 正岡子規 1889
残らめや花は散るとも梅か香は 正岡子規 梅が香 1889
ふる様なひばりの声やけふの晴 正岡子規 雲雀 , 三春 動物 1889
二日路は筑波にそふて歩みけり 正岡子規 1889
鶯や誰が許して庭の梅 正岡子規 , 三春 動物 1889
長閑さや原に残りし牛一ツ 正岡子規 長閑 , 三春 時候 1889
一村の家まばらなる紅葉哉 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
晴天や声のふりくる揚ひばり 正岡子規 揚雲雀 1889
秋風はまだこえかねつ雲の峯 正岡子規 1889
花の香にうらおもてなし余所の梅 正岡子規 梅が香 1889
大岩を躍りこえたり波のあし 正岡子規 1889
山はにしき不二獨り雪の朝日かな 正岡子規 野山の錦 , 晩秋 地理 1889
鶯や隣も窓をあける音 正岡子規 , 三春 動物 1889
植えかへてつひに枯れけり菊の苗 正岡子規 菊の苗 , 仲春 植物 1889
山寺の鐘に見あくる紅葉哉 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
筑波山上りて見れは雲の上 正岡子規 登山 , 晩夏 生活 1889
朝顔やよしある人のわひ住ひ 正岡子規 朝顔 , 初秋 植物 1889
武蔵野は若草の色空の色 正岡子規 若草 , 晩春 植物 1889
おのが荷に追はれて淋し芒賣 正岡子規 1889
犬の子を負ふた子供や桃の花 正岡子規 桃の花 , 晩春 植物 1889
鴫たちて澤に人なし秋のくれ 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 1889
闇の夜は鼻で探るや梅の花 正岡子規 梅が香 1889
山と水扨は自然の文もあり 正岡子規 1889
はる風の吹きちゞめたりふしの雪 正岡子規 春風 1889
谷陰に夕日の殘る紅葉かな 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
明月や山から見れは三千里 正岡子規 名月 , 仲秋 天文 1889
それと聞くそら耳もかな杜宇 正岡子規 時鳥 , 三夏 動物 1889
見渡すや柳の緑り花の紅 正岡子規 , 晩春 植物 1889
若草やねころびし子のうらやまし 正岡子規 若草 , 晩春 植物 1889
卯の花をめかけてきたかほとゝきす 正岡子規 卯の花 , 初夏 植物 1889
鶯も鴨の巣にすむ秋の暮 正岡子規 秋の暮 , 三秋 時候 1889
岩ほうつ波も泣いたり怒たり 正岡子規 1889
春風の吹きちゞめたる不尽の雪 正岡子規 春風 1889
通りぬけ通りぬけても紅葉哉 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
柿の實やうれしさうにもなく烏 正岡子規 , 晩秋 植物 1889
ほとゝきす啼くや湖水のさゝにごり 正岡子規 時鳥 , 三夏 動物 1889
屋根葺の草履であがる熱哉 正岡子規 1889
狩茸に山の名も添ふ籠のなか 正岡子規 茸狩 , 晩秋 生活 1889
秋の日や鐘よりさきにくれかゝる 正岡子規 秋の日 , 三秋 天文 1889
見渡せば富士迄つゞく田植哉 正岡子規 田植 , 仲夏 生活 1889
日和にも雨にも見たり筑波山 正岡子規 1889
春風や吹のこしたる富士の雪 正岡子規 春風 1889
川上にあらひ出しけり夏の月 正岡子規 夏の月 , 三夏 天文 1889
馬つなぐ木に散りそむる紅葉哉 正岡子規 紅葉 , 晩秋 植物 1889
澁柿のとり殘されてあはれ也 正岡子規 , 晩秋 植物 1889
ほとゝきす顔の出されぬ格子哉 正岡子規 時鳥 , 三夏 動物 1889
晴れもせず曇りもはてぬ熱哉 正岡子規 1889
茸狩や友呼ぶこゑも秋の風 正岡子規 茸狩 , 晩秋 生活 1889
白露や原一ぱいの星月夜 正岡子規 星月夜 , 三秋 天文 1889
邯鄲につかれ忘れる枕かな 正岡子規 虫の声 1889
蓮の葉にうまくのつたる蛙哉 正岡子規 蓮の葉 , 晩夏 植物 1889
松の木の影にあつまる子鯉かな 正岡子規 1889
春風や野にも山にも梅の花 正岡子規 春風 1889
くたひれをやすめる道の椿哉 正岡子規 椿 , 三春 植物 1889
地についた様ナリ土手のぼけの花 正岡子規 木瓜の花 , 晩春 植物 1889
一声は月かないたかほゝときす 正岡子規 時鳥 , 三夏 動物 1889
白砂のきらきらとする熱さ哉 正岡子規 1889
木の緑したゝる奥の宮居哉 正岡子規 1889

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