俳句一覧

俳句の一覧です。

Displaying 19801 - 19900 of 44855
俳句 作者 季語 季節 分類 年
すつこめる龜の首にも秋の風 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 1891
ふつくりと七面鳥のたつや秋 正岡子規 秋 秋, 三秋 時候 1891
菜の花のかほりめてたき野糞哉 正岡子規 菜の花 春, 晩春 植物 1891
やさしくもあやめ咲きけり木曽の山 正岡子規 あやめ 夏, 初夏 植物 1891
甚六の寐言とだえて去年今年 正岡子規 去年今年 時候 1891
微酔の足覚束な花菫 正岡子規 菫 春, 三春 植物 1891
吹く風をとらへかねたるほたる哉 正岡子規 蛍 夏, 仲夏 動物 1890
家の上に雲雀鳴きけり町はづれ 正岡子規 雲雀 春, 三春 動物 1890
鶯やとなりつたひに梅の花 正岡子規 鶯 春, 三春 動物 1890
海も山も只一すぢに霞みけり 正岡子規 霞 春, 三春 天文 1890
月高し窓より下に近江富士 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 1890
月かげを足にこぼすや草の露 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 1890
一枝の花おもさうや酒の酔 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1890
老ひた木にからびつきけり梅の花 正岡子規 梅 春, 初春 植物 1890
立山の剣の峯を攀ぢ行けば 正岡子規 登山 夏, 晩夏 生活 1890
いつそ皆子供にやれやふしの山 正岡子規 1890
菅笠にともしをかこふ砧の音 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 1890
燈籠の花にはくらし春の雨 正岡子規 春の雨 春, 三春 天文 1890
水の音聞てたのもし崖九間 正岡子規 1890
葉桜や花さきしとも見えぬ枝 正岡子規 葉桜 夏, 初夏 植物 1890
人黒し朧月夜の花あかり 正岡子規 朧月 春, 三春 天文 1890
人の来て浮世にかへる昼寝かな 正岡子規 昼寝 夏, 三夏 生活 1890
放生會して心よくぬる夜かな 正岡子規 1890
大さわぎ書生両手て蚤おさへ 正岡子規 蚤 夏, 三夏 動物 1890
萍やその日の無事に水まかせ 正岡子規 萍 夏, 三夏 植物 1890
夕顔に顔子住みたる裏屋哉 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 1890
きえ残る星と間近や揚ひはり 正岡子規 揚雲雀 1890
かちあふて一ツになるや雲の峯 正岡子規 1890
桃さくや三寸程の上り鮎 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1890
梅か香のかすかに通ふ寝覚哉 正岡子規 梅が香 1890
姫だちも団扇で出るや蛍狩 正岡子規 蛍 夏, 仲夏 動物 1890
鶯や梅花の徳に隣あり 正岡子規 鶯 春, 三春 動物 1890
筆草やいそはかすみて一文字 正岡子規 霞 春, 三春 天文 1890
若竹の色より青きすだれかな 正岡子規 若竹 夏, 仲夏 植物 1890
木の間もる月青し杉十五丈 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 1890
白露のこぼれたあとや塚一つ 正岡子規 露 秋, 三秋 天文 1890
吹かずとも花は十日の命也 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1890
名月やともし火白く犬黒し 正岡子規 名月 秋, 仲秋 天文 1890
行く人に笑ひかゝるや野路の梅 正岡子規 梅 春, 初春 植物 1890
つまをよぶ鶴や千歳の松の友 正岡子規 1890
鈴蟲の中によるうつ砧かな 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 1890
夏の日のひえてしたゝる岩間哉 正岡子規 夏の日 夏, 三夏 天文 1890
ながながと桜の上や月一つ 正岡子規 夜桜 春, 晩春 生活 1890
二度までは初の字つける松魚哉 正岡子規 鰹 夏, 三夏 動物 1890
渡し船佛も衆生もわたしけり 正岡子規 1890
あさがほや顔子も居らん裏借家 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1890
家根舟の提灯多し朧月 正岡子規 朧月 春, 三春 天文 1890
妻が昼寝たりと亭主小言いひ 正岡子規 昼寝 夏, 三夏 生活 1890
蚤昼寝時々油断見すまされ 正岡子規 蚤 夏, 三夏 動物 1890
紫の水も蜘手に杜若 正岡子規 杜若 夏, 仲夏 植物 1890
夕顔に顔子住みたる長屋哉 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 1890
これ見よといはぬ許りや揚雲雀 正岡子規 揚雲雀 1890
のびすぎてさひしさまさる芒哉 正岡子規 薄 1890
牛飼も牛も眠るや桃の花 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1890
その鐘をわれに撞かせよ秋の暮 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 1890
月落ちて鴉鳴く也花明り 正岡子規 花明り 1890
梅か香をくゝつて通る小路哉 正岡子規 梅が香 1890
手の下をくゝつてにげる蛍かな 正岡子規 蛍 夏, 仲夏 動物 1890
花はかり引きのこしたる霞哉 正岡子規 霞 春, 三春 天文 1890
此波は須磨へつゞくか三津の月 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 1890
土手三里花をはなれぬ月夜哉 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1890
名月や我舟一ツ湖の中 正岡子規 名月 秋, 仲秋 天文 1890
開いたる文のかほるや窓の梅 正岡子規 梅 春, 初春 植物 1890
ふるさとに心の花をかざりけり 正岡子規 1890
初花や同じ枝より散りはじめ 正岡子規 初桜 春, 仲春 植物 1890
くたびれて柳も眠る日和哉 正岡子規 柳 春, 晩春 植物 1890
夜桜や松を境に花明り 正岡子規 夜桜 春, 晩春 生活 1890
かけたよりみちておほろや春の月 正岡子規 春の月 春, 三春 天文 1890
生きている様な声なり松魚売 正岡子規 鰹 夏, 三夏 動物 1890
灘の夕日本はふじ許り也 正岡子規 1890
ほのぼのに朝顔見るや？一重 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1890
屋根舟の提灯ゆかし朧月 正岡子規 朧月 春, 三春 天文 1890
若草や草履の裏に塵もなし 正岡子規 若草 春, 晩春 植物 1890
昼寝して夢路に夏はなかりけり 正岡子規 昼寝 夏, 三夏 生活 1890
海棠の檐に鸚鵡の宙がへり 正岡子規 海棠 春, 晩春 植物 1890
花と葉の折合ゆゝしかきつはた 正岡子規 杜若 夏, 仲夏 植物 1890
山僧の笠から雁の渡りけり 正岡子規 雁 秋, 晩秋 動物 1890
夕顔や顔子も居らん裏借家 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 1890
どこへ行くも声は真上や揚雲雀 正岡子規 揚雲雀 1890
僧一人薄の中にくれにけり 正岡子規 薄 1890
立ちのいて見てはやすむや桃のかけ 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1890
草化して胡蝶になるか豆の花 正岡子規 豆の花 春, 晩春 植物 1890
たち魚ややゝさびまさる秋の暮 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 1890
水にはきえ露にはもゆる蛍かな 正岡子規 蛍 夏, 仲夏 動物 1890
花の顔花のかんざし桜狩 正岡子規 桜狩 春, 晩春 生活 1890
いつしかにふじも暮けり夕紅葉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 1890
水に月舟動くと見えざりき 正岡子規 月 秋, 三秋 天文 1890
月と河、なかに一すじ土手の花 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1890
名月や湖水の中に舟一つ 正岡子規 名月 秋, 仲秋 天文 1890
まゝ焚かぬ内の曲突火が消えて 正岡子規 1890
お百度や落ちた椿を拾ふちご 正岡子規 落椿 1890
しばらくは風にまかせし柳哉 正岡子規 柳 春, 晩春 植物 1890
五ツ子やあはれ笠きる墓參り 正岡子規 1890
雪と見る桜の上や月一つ 正岡子規 夜桜 春, 晩春 生活 1890
取り落すおならかすむや春の月 正岡子規 春の月 春, 三春 天文 1890
春の野や小川の音もたゞならず 正岡子規 春野 1890
いざ踊れ溝の蛙ものら猫も 正岡子規 踊 秋, 初秋 生活 1890
煩惱の梦の寐さめや富士の雪 正岡子規 1890
夕暮に朝顔の葉のならびけり 正岡子規 朝顔 秋, 初秋 植物 1890
川水も流れぬさまや朧月 正岡子規 朧月 春, 三春 天文 1890

ページ