俳句一覧

俳句の一覧です。

Displaying 19601 - 19700 of 44855
俳句 作者 季語 季節 分類 年
葉を洗ふ川の濁りや蓼の花 正岡子規 蓼の花 秋, 初秋 植物 1891
百姓へあつさあつける昼寝かな 正岡子規 昼寝 夏, 三夏 生活 1891
浮樽や小嶋ものせて鰯引 正岡子規 鰯引く 秋, 三秋 生活 1891
はつきりと垣根に近し秋の山 正岡子規 秋の山 秋, 三秋 地理 1891
氣車路や百里餘りを稲の花 正岡子規 稲の花 秋, 初秋 植物 1891
あとさきもしらぬ心や花に鳥 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1891
水汲んだあとの濁りや杜若 正岡子規 杜若 夏, 仲夏 植物 1891
一ツ家はすゝきにくれてなく鶉 正岡子規 鶉 秋, 三秋 動物 1891
白魚や紅見する花の陰 正岡子規 白魚 春, 初春 動物 1891
秋の蚊を追へどたわいもなかりけり 正岡子規 秋の蚊 秋, 三秋 動物 1891
頭痛する其夜は犬にかまれけり 正岡子規 1891
竹籠にみつや一木の落椿 正岡子規 落椿 1891
葛花や何を尋ねてはひまわる 正岡子規 葛の花 秋, 初秋 植物 1891
夕顔の露に裸の男かな 正岡子規 夕顔 夏, 晩夏 植物 1891
元日やきのふはきのふけふはけふ 正岡子規 元日 時候 1891
空あひのはつきり暮れて三日の月 正岡子規 三日月 秋, 仲秋 天文 1891
火ちらちら足もとはしる秋の風 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 1891
風たけを秋と思へはましらかな 正岡子規 秋 秋, 三秋 時候 1891
観念の耳の底なり秋の聲 正岡子規 秋の声 秋, 三秋 天文 1891
行きくれてふりむくかほや萩芒 正岡子規 萩 秋, 初秋 植物 1891
ゆらゆらと廻廊浮くや秋の汐 正岡子規 秋の潮 秋, 三秋 地理 1891
しばられた棚にうら見や梨の花 正岡子規 梨の花 春, 晩春 植物 1891
九日も知らぬ野菊のさかり哉 正岡子規 野菊 秋, 仲秋 植物 1891
甘からず酸からず酸醤の實や秋の味 正岡子規 山椒の実 秋, 初秋 植物 1891
芭蕉葉や風も蜘手にふき分れ 正岡子規 芭蕉 秋, 初秋 植物 1891
親子らしならぶつくしの長短 正岡子規 土筆 春, 仲春 植物 1891
十六夜の闇をつなぐや野守の火 正岡子規 十六夜 秋, 仲秋 天文 1891
猿曳は妻も子もなし秋のくれ 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 1891
花ひとつ折れて流るゝ菖蒲かな 正岡子規 花菖蒲 夏, 仲夏 植物 1891
世をすてし身にたに猶もさわりあり 正岡子規 1891
一村は家皆うごく砧哉 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 1891
佐保姫に笑はれてこそたびの顔 正岡子規 佐保姫 春, 三春 天文 1891
奥山や秋はと問へばすゝきかな 正岡子規 薄 1891
浅ましやもらふた日より猫の恋 正岡子規 猫の恋 春, 初春 動物 1891
心太そへてねのつく清水哉 正岡子規 清水 夏, 三夏 地理 1891
山々は萌黄浅黄やほとゝきす 正岡子規 時鳥 夏, 三夏 動物 1891
筆にして我のみこまん御つるぎ 正岡子規 1891
相撲見や翁の面に似た親父 正岡子規 相撲 秋, 初秋 生活 1891
鶯や田を見下せは早苗とり 正岡子規 鶯 春, 三春 動物 1891
日は西におしこまれけりけふの月 正岡子規 今日の月 1891
樺太をさかひかけふの朝かすみ 正岡子規 霞 春, 三春 天文 1891
見ゆるだけ同し国なり春霞 正岡子規 霞 春, 三春 天文 1891
百姓へあつさ預けて昼寝哉 正岡子規 昼寝 夏, 三夏 生活 1891
夕日さす紅葉の中に小村哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 1891
のりあひの僧の見にくし花戻り 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1891
馬の鈴近くて遠き山路かな 正岡子規 1891
葛花や秋を尋ねてはひまはる 正岡子規 葛の花 秋, 初秋 植物 1891
念仏のとぎれけり蚊をたゝく音 正岡子規 蚊 夏, 三夏 動物 1891
兄弟のざこね正しき夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 1891
竝松はまばらまばらや三日の月 正岡子規 三日月 秋, 仲秋 天文 1891
痩せたりや二十五年の秋の風 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 1891
うたゝねの窓に胡蝶やもゝの花 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1891
野菊折る手元に低し伊豆の嶋 正岡子規 野菊 秋, 仲秋 植物 1891
十六夜や海にはたらぬほどのやみ 正岡子規 十六夜 秋, 仲秋 天文 1891
見具合の春とは変る若葉かな 正岡子規 若葉 夏, 初夏 植物 1891
にくらしきものゝ愛らし木瓜の花 正岡子規 木瓜の花 春, 晩春 植物 1891
福祿の頭さひしやあきのくれ 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 1891
二日目は發句少し獨りたび 正岡子規 1891
うつふいて落ちぬを百合のつよみ哉 正岡子規 1891
あつさをはさきひろけゝりさるすへり 正岡子規 暑 1891
二三日はちりさかりけり山桜 正岡子規 山桜 春, 晩春 植物 1891
乳のまぬ子は寐入けりさよきぬた 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 1891
佐保姫のもてなしあつし桃椿 正岡子規 佐保姫 春, 三春 天文 1891
尼寺や向へはなびくすゝきの穗 正岡子規 薄 1891
神代より誰か教へて猫の恋 正岡子規 猫の恋 春, 初春 動物 1891
目にちらり木曽の谷間の子規 正岡子規 時鳥 夏, 三夏 動物 1891
筆にして我ものみたし御つるぎ 正岡子規 1891
鶯や窓をひらけば竹の藪 正岡子規 鶯 春, 三春 動物 1891
鶯や窓を開けは松林 正岡子規 鶯 春, 三春 動物 1891
君か代の苗代見せう都人 正岡子規 苗代 春, 晩春 地理 1891
霞こき処やさかみいづむさし 正岡子規 霞 春, 三春 天文 1891
痩村と思ひの外の紅葉哉 正岡子規 紅葉 秋, 晩秋 植物 1891
足もとに絵のしま見えて風薫る 正岡子規 薫風 1891
ほす衣の袖にも一つ栗の花 正岡子規 栗の花 夏, 仲夏 植物 1891
ひがきえて窓一めんや花のかげ 正岡子規 花 春, 晩春 植物 1891
藻の花や鶺鴒の尾のすれすれに 正岡子規 藻の花 夏, 仲夏 植物 1891
馬の鈴近く聞えてつゝら折 正岡子規 1891
すかりてはへちまにゆれる秋の蝶 正岡子規 秋の蝶 秋, 三秋 動物 1891
涼しさやあふぐ団扇のうらおもて 正岡子規 団扇 夏, 三夏 生活 1891
兒二人竝んで寐たる夜寒哉 正岡子規 夜寒 秋, 晩秋 時候 1891
行燈のとゞかぬ松や三日の月 正岡子規 三日月 秋, 仲秋 天文 1891
秋風やはりこの龜のぶらんぶらん 正岡子規 秋風 秋, 三秋 天文 1891
しばらくは桃なかむるや馬の糞 正岡子規 桃の花 春, 晩春 植物 1891
さびしさや一人にあまる秋のくれ 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 1891
のら者もあつてめでたし御代の春 正岡子規 1891
なかなかに朝顔つよき野分哉 正岡子規 野分 秋, 仲秋 天文 1891
わらしの緒結ひ直すや山椿 正岡子規 椿 春, 三春 植物 1891
何代の燈籠の苔か雪の下 正岡子規 雪の下 1891
秋のくれ壁見るのでもなかりけり 正岡子規 秋の暮 秋, 三秋 時候 1891
二見にも似たる岩あり朝日の出 正岡子規 1891
門さきにうつむきあふや百合の花 正岡子規 1891
てふてふやあひ宿たのむ草まくら 正岡子規 蝶 春, 三春 動物 1891
竹の子のきほひや日々にニ三寸 正岡子規 筍 夏, 初夏 植物 1891
ことごとく団扇破れし熱さ哉 正岡子規 暑 1891
制札にちりかゝりけり山桜 正岡子規 山桜 春, 晩春 植物 1891
二軒家は二軒とも打つ砧哉 正岡子規 砧 秋, 三秋 生活 1891
佐保姫のもてなしあつし独りたひ 正岡子規 佐保姫 春, 三春 天文 1891
武藏野に月あり芒八百里 正岡子規 薄 1891
郭公のきの雫のほつりほつり 正岡子規 時鳥 夏, 三夏 動物 1891
春の野やしはし預る蝶の留守 正岡子規 春野 1891

ページ