井守を搗く

中国の宮廷にかかわる端午の日の故事。守宮に赤い砂を与えて飼うと体全体が赤くなる。それを端午の日に搗き殺してその血を、ひとの体に塗る。罪を犯せばその色が消えるというもの。女官たちの淫行を戒めたもので、ゆえに守宮という。日本には井守として伝えられた。

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