榎の実

榎はニレ科エノキ属の落葉高木。本州、四国、九州の山地に自生する。四月から五月にかけて、淡黄色の花を咲かせる。実は直径七ミリくらい。球形で十月頃赤く熟す。甘いので鳥に好まれる。

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季語榎の実の俳句

俳句 作者 季節 分類 和暦 西暦
榎の實散る此頃うとし隣の子 正岡子規 秋 明治29 1896
一本に子供あつまる榎の實かな 正岡子規 秋 明治28 1895
野社に子供のたえぬ榎實哉 正岡子規 秋 明治26 1893
八方に風の道ある榎實哉 正岡子規 秋 明治25 1892
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